産院のスタッフの方の言葉に支えられました妊婦健診で、「子宮口が開き気味」「子宮頸管長が短い」と言われてはいたのですが、まさか自分が早産になるとは思っていませんでした。
34週目に入ったある晩の7時頃、家にひとりでいるときに急に破水して、頭の中はパニック状態に。まだ職場にいた夫に電話をしてすぐ帰ってきてもらい、病院にかけつけました。
絶対安静で入院になり、「なんとか36週までもたせましょう」と言われて、子宮収縮を抑える点滴を打ってもらいました。病院のベッドの上では、何もすることができなくて「私が無理をしたからだ」「私のせいで、この子に何かあったらどうしよう」と自分を責めてばかりいました。
36週までと言われてはいましたが、破水して4日後の朝に、母体の感染リスクが高くなったのと羊水が減ってきたため出産することに。最後の最後まで何が起こるかわからないという思いで、不安でいっぱいでした。でも、無事に生まれてきて、赤ちゃんの手に触れたらギュッと私の手を握ってくれて、そのときの感動で不安も吹き飛ぶ思いでした。
出産後、少し冷静になると、頭では「ほかの子と比べて焦っても仕方ない」「自分を責めてもどうしようもない」と思うのですが、やっぱり焦ってしまうし、自分を責めてしまうんですよね。夜、隣の赤ちゃんが泣くのを聞くたびに、涙がこぼれました。そんなとき、いつも産院のスタッフの方が「焦らないで。今はまだ赤ちゃんはお腹の中にいる時期なんだから、ゆったりした気持ちで接してあげてね」「この子は、お母さんに早く会いたかったのよ」と声をかけてくれて、すごく救われました。
元気に泣いてくれるだけで、とても嬉しいこと早産で生まれてきたことで、いろんな不安や心配を味わって、それは今も完全には消えてはいませんが、でも、悪いことばかりではないなと思っています。
たとえば入院中には、スタッフの方にマンツーマンで、おっぱいの吸わせ方から、おむつのかえ方、湿疹が出たらどうするか、子どもの情緒のことや、自分の気持ちの持ち方など、子どものお世話の仕方についてのいろいろなことを、ていねいに教えていただきました。普通に出産していたら、そういったことがわからずに、もっとオタオタしていたかもしれません。体が小さめなことだって、新生児用の服を長く着られると思えば、得な部分もあります。
今は、赤ちゃんと毎日ふたりっきりで一緒にいられる平和な日々が続いています。もちろん数時間おきに授乳するので寝不足にはなるし、赤ちゃんが何で泣いているかわからず、何をしても泣きやんでくれないときなどは、正直、子育てノイローゼになるお母さんの気持ちもわかるなあと思ってしまうときもありますが、やっぱり私にとっては、この子が元気に泣いてくれるというだけで、とても嬉しいこと。たくさん心配した分だけ、子どもが元気でいてくれること、私に笑いかけてくれること、小さなひとつひとつのことが、キラキラと大切なことに思えるのだなと感じています。
最近は、だんだんと私のすることに反応してくれるようになりました。なるべくいろんなことを話しかけたり、絵本を読んだり、キレイな色のものを見せたり、友達に来てもらったりこちらから遊びに行ったり、同じくらいの子どもと接したりして、できるだけいろいろな刺激を与えてあげたいなと思っています。




