妊娠33週目に、先生から「子宮内胎児発育遅延」といって、おなかの中で赤ちゃんがうまく育っていない、というお話がありました。それまでも、胎児の成長のギリギリ基準値内のところで育ってきていたという感じだったようで、先生は20週目くらいからその可能性に気づいて経過観察をしてくださってたみたいなんですね。でも、私はまったく初めて聞く話で、「なるべく早く、明日にでも出産したほうがいい」といわれたんですけど、心の準備ができなかったんです。でも、「このままだと栄養不良になって赤ちゃんの命に関わるかもしれない」といわれて、35週目で出産しました。在胎期間の割には小さくて、出生体重は1415gしかありませんでした。出産した病院は、NICUがなかったのですが、ちょうど小児科病棟のベビー室が空いていたので、そこに1か月半入院させてもらいました。
産むまでの2週間がすごくストレスで、なるべく長くおなかの中にいてほしいけど、このままおなかの中で死んじゃったらどうしよう、とぐるぐる考えていました。産まれてからは、「こんなに小さく産んじゃってごめんね」と自分を責める気持ちもありましたが、小さい手足にこんなに小さい爪がちゃんとついてて、小さいのに一生懸命呼吸をしていて、そんな姿に励まされもしました。
病院のスタッフのみなさんが、仕事という以上に娘をかわいがってくれて、落ち込みそうなときも、その対応にすごく救われました。小児科のスタッフさんって、保育士さんみたいな感じで、なんだかほんわかあったかい感じがするんですよね。入院中にクリスマスとかお正月があったんですけど、手作りのカードをいただいたりして、すごく嬉しかったです。
退院するときに、お礼の手紙を書いてお渡ししました。あとから、その私の手紙を新生児室に貼っていてくれたと聞いて、また嬉しくなりました。 |