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先輩ママからのGOODアドバイス/子どものことで悩んだとき、とても心強い味方となるのが、同じ経験をしたことがある先輩ママの話。このコーナーでは、早産児の子育て経験を持つ先輩ママたちに、貴重な育児体験談と、いまがんばっている後輩ママたちへのメッセージを語っていただきます。

ママに初めて抱っこされるたくまくん
竹田里江ママ(自営会社役員)
ベイビー卓真(たくま)くん
1999年12月生まれ
大好きなお兄ちゃんとはいつも一緒(左:たくまくん)
竹田理江ママ
心配した分、子どもが可愛くていしかたありません

妊娠31週目に切迫早産で入院し、「2500gになったら出産しましょう」と言われて1か月病院生活を送りました。35週に陣痛が起こって止まらなくなり、「へその緒が首に巻き付いていて、危ないので出産しましょう」と言われて出産することになりました。生まれたときは胎児仮死状態で、出生体重は1924g。初乳を飲むこともできず、3日目には体重が1832gに減っていました。生まれたばかりの赤ちゃんは一度体重が落ちるものだという説明は受けましたが、保育器のガラス越しにただ見ているだけ、触れることもできない状況で、不安と心配で胸がいっぱいでした。
出産後1週間で私だけ退院し、毎日新鮮な母乳を冷凍して病院の小児科に持っていき、鼻から管で飲ませてもらっていました。飲んでもすぐに吐いたり泡を吹いたりしていて、ほとんど動くこともなく、このまま保育器から出ることはないんじゃないかとまで思っていました。その頃はまだ、帝王切開の傷がすごく痛みましたが、そんなこと気にしていられないくらい、とにかく必死で病院に通っていました。
苦労したからこそ、今元気に成長した卓真が、余計に可愛くてしかたありません。そんな卓真も、もう小学校2年生。3歳上のお兄ちゃんと一緒にザリガニやどじょうをとりにいったり、クワガタやカブトムシをつかまえて夢中になって世話をしたり、元気よく毎日を過ごしている姿を見ていると、よくぞここまで育ってくれたものだと感慨深いものがあります。


おふろタイムを利用して、上の子と向きあう時間を作りました

卓真が生まれたとき、上の子は3歳。まだまだ甘えたい盛り、やんちゃ盛りなのに、どうしても私たち親の目は小さく生まれてきた卓真にばかり向いてしまいます。保育園に預けている時間も長く、淋しい思いをさせてしまっていたと思います。お乳をあげているときに邪魔しようとしたりいたずらしたり、赤ちゃん返りするようなこともありました。そこで、幸い私の両親がすぐ近くに住んでいたので、赤ちゃんの沐浴だけは両親に任せて、おふろタイムは上の子と一緒にゆっくりすごす時間にしていました。

大変だったのは、やっぱり冬場の感染症

冬場はどうしても感染症がはやるので、いつも上の子が保育園で病気をうつされてきて、下の子にうつしてしまう、というパターンでたいへんでした。風邪をひくとすぐ高熱が出て、熱痙攣を起こすこともあり、その度に心配でたまらず、泣いてしまうこともありました。ほかの子より鼻がつまりやすく、上の子も「鼻吸い器」で鼻水をとったりと協力してくれました。いちばんひどかったのは、ロタウイルスに感染したとき。下痢や嘔吐が止まらず、母子3人で個室に入院しました。大人も手洗いうがいに気をつけて、病気の徴候にできるだけ早く気づくことが大切だと思います。
保育園の年中さんくらいになると病気もしなくなり、元気に動くようになりましたが、ことあるごとに上の子の時と比べて成長が遅いと心配してばかりいました。あの頃を振り返ると、なんであんなことで焦ったり、怒ったり、イライラしたりしてたんだろうと思うことばかり。自分に余裕がなかったんだなと思います。そのかわり、お遊戯会や運動会などで、大きな声で歌ったり、踊ったり、走ったり姿を見るだけで感動もひとしおで、よくビデオを撮りながら涙していました。今も思い出すだけで泣けてしまいます。
何もかも初めてのことばかりで毎日一生懸命だったあの頃の自分には、ほんのちょっと肩の力を抜いたら楽になるよ、と言ってあげたいです。


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