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| 赤ちゃんは妊娠後期にママから血をつくるための鉄分をもらいます。しかし早く生まれてきてしまうと、赤ちゃんの体内に貯蔵される鉄が少なく、貧血になりやすいのです。また1500g以下で生まれた赤ちゃんは造血機能が未熟なため、貧血になることがあります。いずれの場合も鉄剤や造血剤を投与します。 |



| 不要になった赤血球を分解してできる物質、「ビリルビン」の血中濃度が異常に上昇すると、皮膚や粘膜が黄色く見える黄疸になります。ビリルビンが脳の一部に沈着すると神経損傷を起こすことがありますので、黄疸が強い場合はビリルビンを分解する光線を当てて治療します。重症の場合は、交換輸血をすることもあります。 |



おなかの中にいるときの赤ちゃんの肺は、まだ呼吸のために使われていない状態にあります。このため、肺に流れ込む血流の一部は、動脈と肺動脈をつないでいる動脈管という管でバイパスされています。出生後、動脈管は自然に閉じますが、早産児はまだ動脈管を閉じる準備ができていない
ため、開きっぱなしになってしまうことがあります。すると出生後、心臓に余計な負担がかかって
心不全になったり、肺に血液が流れ込み、呼吸が苦しい状態になってしまう事があります。このため、開いている動脈管を閉じるためにインドメタシンという薬を投与します。それでも閉じない時は手術をする場合もあります。 |



胎内でママから十分な量のカルシウムやリン、ビタミンDなどの栄養素を受け取ることが
できなかったために、骨の成長が妨げられる病気。カルシウムなどを補って予防します。 |



| 腹筋が弱いために、腸が足の付け根の皮膚の下にはみだしてしまう病気。繰り返しやすい病気ですが、成長して腹筋が強くなるに従い、自然に治ることも多くあります。腸がなかなか引っ込まない場合は、壊死を起こすこともあるので手術をします。 |



赤ちゃん、特に早産児は免疫機能が弱いため、感染症には注意が必要です。感染症の中
でも、細菌感染による「敗血症」は極めて重篤です。また細菌性の髄膜炎も後遺症を残すことが
あります。病院内では、感染症の予防にマスクや白衣の着用、手洗いや消毒の徹底をおこなっていますが、万一、感染症が起こった場合は、抗生物質の投与などの治療をおこないます。 |


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